ねこサインについて
ねこサインは、猫が隠してしまう体調の変化——「サイレントサイン」に気づくための、無料のチェックツールと読みものを提供しているサイトです。
なぜ「気づき」なのか
猫は、体調が悪くても鳴いて訴えることをほとんどしません。野生の名残で、弱みを見せないことが生き延びる術だったからです。その結果、飼い主さんが異変に気づいたときには、病気がかなり進んでいた——ということが、猫では本当によく起こります。
猫が発するのは「やらなくなったこと」というかたちの、とても静かなサインです。高いところに登らなくなった。毛づくろいが減った。硬いフードを避けるようになった。ひとつひとつは「年のせいかな」で流れてしまう変化ですが、重なったときには意味を持ちます。ねこサインは、その重なりを飼い主さんが自分で整理できるようにするために作りました。
CSSCの考え方
チェックツール「CSSC(Cat's Silent Sign Checker)」は、関節・口腔・消化器・皮膚・腎臓という5つの系統からサインを集めます。一見ばらばらに見えるこの組み合わせには、理由があります。
体のどこかで小さな炎症が長くつづくと、SAA(血清アミロイドA)という炎症のたんぱく質が高い状態が続き、それが腎臓などにアミロイドとして沈着してしまうことがあります。一度沈着したものは元に戻せません。つまり、歯ぐきの炎症も、治りにくい皮膚トラブルも、腎臓と無関係ではないのです。CSSCが5つの系統を横断して見るのは、この「くすぶる炎症」を早い段階でとらえたいからです。
大切にしていること
- 診断はしません。CSSCは病気を判定するものではなく、「動物病院で相談すべきかどうか」を飼い主さんが判断するための材料を整理する道具です。結果画面には、そのまま獣医師さんに見せられるメモを作る機能を用意しています。
- 不安をあおりません。大半の「気になること」は正常な範囲です。記事はまず安心できる情報から書き、そのうえで見分け方を示すようにしています。
- 出典を示します。記事に書いた目安や数値には、学術文献や診療ガイドラインの出典を各記事の末尾に明記しています。
- 登録を求めません。チェックの利用にアカウント登録は不要です。入力した内容や履歴は、お使いのブラウザの中だけに保存され、サーバーには送信されません。
監修について
現在、ねこサインの記事は獣医師による監修を受けていません。そのため、記載内容は診断や治療の指針ではなく、あくまで一般的な情報提供として扱ってください。この点を隠さずお伝えしたうえで、参照した文献を各記事に明示する方針をとっています。監修体制が整い次第、このページと各記事で改めてお知らせします。
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運営:ねこサイン運営部
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